数ヶ月前に日本からフランスへ送った荷物が
先日到着しました。
そのほとんどは夫の本でして・・・
箱にして40箱ほどになるでしょうか。
写真の猫たちも引っ越しの明細を見て
「にっにぁー、本ばっかり」と驚いていると思います。
あとの少しは私のセラミック包丁や食器類に
カイボイスンのカトラリー、
沖縄へ旅行した時の・・・、とか
祇園祭りが描かれたうちわ に アイヌの木彫りのトレー、
福田十糸子さんの作品に桂樹舎さんの色々に、
伊万里焼きの小物入れなど・・・、のお気に入りと、
あとは12才の時に色紙に大きく書いた「夢」という書。
私はデンマークで過ごした寮生活を除いては
結婚するまで、ずっと実家でお世話をしてもらっていました。
日本を離れる今回の引っ越しで実家の自室を整理すると
進むほどに過去に戻り、戻り、手が止まる、止まる、笑。
過去の楽しみや、悩みや、たわいのない出来事が綴られた
文字から滲み出る思い出に、ジーンッとなったり、吹き出したり。
まさか、数十年後の自分にその時は思い詰めたであろう悩みを
笑い飛ばされているとは・・・、面白いですね。
思春期の私はこんなんだったの〜!? なんて。
そして夫が働く本屋さんは
写真やアートやポップアップに
文学や宗教本など
夫は文字通り、寝ても覚めても
家でも職場でも本に漬かっています〜。(かなりの古漬)
ただここは私が
パリで一番好きな本屋さんです。