3月上旬から半ばにかけて、糸や生地やボタンや、様々な
見本市に足を運んでいました。その中でも
毛を刈って、洗って、紡いで、染めて、そしてそして・・・、
そして、急いでそこに有る紙袋に詰めて持って来て
並べたよ〜、なブースが印象深く残りました。
棚ではなくて、紙袋な雰囲気が気になったのです。
その昔!?似たような光景を、、、見た事がありまして。
それはまさしくフュンの事務所ですね〜、笑。
店主と毛糸はドイツのおへそ!?位置といいましょうか!?
ちょうど真ん中辺りの街からやって来ていました。
ドイツ語しか話せないお母さんを思春期な感じの
娘さんが語学でサポートしている様子が微笑ましくて。
もちろん、毛の質にも魅かれて、
サンプル用に数種類の毛糸を購入すると
その一つ一つに「この羊の毛だよ〜」っと
羊のプロマイドを付けてくれました。
私が購入した毛糸の羊は自分の想像とは違って
体も大きい「どすこい系」だったので、思わず
「なるほど〜、君の毛か・・・、」と
プロマイドに向かって語りかけた次第です。
大きな見本市には、ビジネスに慣れた担当者が
システマティックに何事もスムーズに運んでいくことが多く、
小さな見本市には、そこでしかお目にかかれない品々と、
そして生産者との直の触れ合いで、糸の雰囲気を感じて、
あなたの作っている毛糸をぜひ試してみたいと思わせる、
出会いがあるのです。「これだっ!」と信じて
作り出している結果を見る事はとても興味深くて楽しいです。
つい3日程前には大雪に見舞われて15cmほど積りましたが
久しぶりに気持ちの良い日差しが出たのでチュイルリー公園へ。
そういへば、ここにも巨大なテントが出現して大きな見本市が
開催されていました。
そして先日に友人達と訪れて、思わず
ほっぺが落ちました。素材そのものが持つ
力の美味しさに感動しました。
鶏に関するあれやこれやに
日本ではなかなか食べられない種類のものなど。
デザートまで、美味しかったよ〜!
Le coq rico
98 rue Lepic 75018 Paris